ミッドナイト・スワン達の夢



今回は映画レビュー

 
9/25日から公開になってる映画、「ミッドナイトスワン」を観て来た。予告フィルムを観て俳優の草なぎ剛が存在感のある演技をしてるのと、バレエを題材にしてるとこに興味があって(趣味でバレエやってますもんで(´ω))、気になってまして。

観た感想はネタバレになってしまうので深くは語れないですが、草なぎ剛扮する主人公の凪沙はもっと強く生き続けるミッドナイトスワンでいて欲しかったというとこですね。下手したらこの映画でのクロスジェンダーの描かれ方は論争に発展すると思います。内田監督が「後ろだてがいない(草なぎ君しか)」と言ってたのはこのことかと。

この世界観では映画の出来云々に関わらず文部省推薦だとか無理だし、スポンサーになる大企業さんて難しいよね。

それにしても草なぎ剛は、この役を体当たりでやっていて凄い。自分を格好良く見せたいとか、イメージとか全く考えてなさっぽいところが天才と言われる所以なのだと思う。この映画のダブルヒロインであるバレエの才能を持つ高校生の一果の役の服部樹咲の演技も、非常にナチュラルでよい。

そして、これは完全にネタバレ直結になるが、一言にクロスジェンダーだの性適合手術とか聞くようになったが、あれは本当は命がけなんだと思った。軽々しく語れる話じゃ無いね。

かたやバレエの才能伸び盛りの一果ちゃんはバレエの先生にも「この子を育ててみたい。月謝はいらない。」とまで言わせ、最終的には海外のバレエ学校のスカラシップをとる。

ウチの姉なんかは

「いいなぁ。私が欲しいのも、そんな誰から見ても秀でていて突出してて、引き上げて貰える才能だよ。」

といった。

我々凡人はやりたい事のためにひたすら努力をしていくだけ。必要資金がなければ中断したり諦めたりするだけ。賭けにでて失敗して目も当てられない状況になるかもしれない。そして、諦めたら終わりで、もう浮き上がりもしない。

そういった意味での救いなのが一果ちゃんなのかな。そして映画の最後、一果ちゃんは海外のコンクールにでて、亡くなった凪沙に「見ててね」と心の中で語りかけて踊るのです。

まるで凪沙をはじめとする、日々努力し生活し続ける私達凡人の夢をのせ、叶えるようにである。(T ^ T)

ある意味、ミッドナイト・スワンとは我々凡人達のことかな?


最近、トップアスリートを見てると思うのだけど、一流と呼ばれる人は余裕があるね。

最近のテニスの大坂選手。

優勝も勝ち取るしマスクのパフォーマンスもガッツリ成功させるし。

凡人は真似できない。


話は変わるが、ウチの姉はベリーダンスをやっておって、今度ソロの踊りで発表会デビューするらしい。出るかどうか本人は迷ってたらしいが、やりたそうだったので思いっきり背中を押してやった。

そうそう。ささやかでも、挑戦は続けないとだよね。

おまけ

今年のウチの睡蓮はまだまだ元気

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