映画 国宝 見てきた!!
この表現は生粋の日本人では出来ないわ。
監督は李相日監督。
特に排外主義ではないのだけれども、残念ながら生粋の日本人はこういった美意識で歌舞伎を捉えるのは無理だったんだろうなぁと思いました。
そこはちょっと悔しい気がします。
日本ではないルーツを持つこの監督ならではの視点で今まで日本で描かれなかった視点で魅せてくれました。
実に美しい映像美。
舞台演目の臨場感のあるカメラワーク。
舞台裏の緊張感。
あたかも実際の取材か何かで入り込んだのではと錯覚をしてしまうくらい素晴らしかった。
これを普通の日本人が描いたらどうなったか。
それはNHKがやる歌舞伎の演目放送のように何も捻りもない平面的なものになったに違いないと思うのです。
実際に歌舞伎を1度だけ観たことはあるが、まずは言葉が分からない。
動きにスピード感がない。
形式美を追求しているのは理解する。
が、言葉が分からないのが現代人が歌舞伎から遠ざかってしまう1番の原因となっていると思われ、独特の言い回しは聞き慣れてなくて作品の世界に入っていけない。
間延びして聴こえてしまう。
この映画を観ることで歌舞伎に興味は出てきたのだが、きっとコンディションを整えて観に行かないと寝てしまうかも。。。
くれぐれ前日の徹夜などNGだし、疲れは前々日より取るようにした方が良いかもしれない(;´д`)。
余計な事をウダウダ書いたが、映画自体は非常に見応えもあり良かったです。
たのレビューでは「歌舞伎は劇中にベロベロ涙を流したりはしない」と考察的な指摘も入っていましたが、現代劇的な表現を映画の演出として取り入れられているって事らしいです。
あと、個人的に気になったのは終盤の主人公の老年期。
歳をとった風の特殊メイクが不自然だったのが残念ですね〜。
全く重箱の隅突きですが、「あ、これアカン。台無し。」
って思った。
大事なシーンなんだから人の顔をもっと研究してやって思った。
皆さん、どう思われたでしょうか。
白髪に黒い眉は変だし、他もなんか変だし。
ハテナ。
これが現代日本映画界のメイク技術の限界か!?



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