メダカが送られてきた話

ご近所さんでメダカが増殖しすぎて困っている人がいる事を母が聞きつけてきた。
母の知り合いの知り合いで直接面識はないんだけど、

あそこの睡蓮鉢でウチのメダカ、飼ってくれないかしら〜

と、その御近所さんは母の知り合いに持ちかけたらしい。
母は軽い気持ちで快諾。

私はというと、去年からいて無事越冬してくれたメダカを、亡くして以来、メダカはもう、いいかなって思ってた。
その方が水の入れ替えも楽だし。
そのメダカは、今年の睡蓮鉢の植え替えの時に、環境が激変した睡蓮鉢に適応出来なくってお亡くなり遊ばされたらしい。
繊細なメダカにうってかわって、タニシは増殖中である。
コヤツらは水道水をジャンジャカかけ流しても弱る気配はなく、よく見てれば、若い睡蓮の芽とかを寄ってたかってムシャムシャ食べている憎らしい奴だ。

話は戻るけど、母はいう。

あの睡蓮鉢、ここら辺の人、見ていないようで見ているのよね。

そうそう、去年メダカのいた頃は若いお母さんがウチの睡蓮鉢にはりついている幼稚園に上がったばっかりと思しきお子さんを指して、

ウチの子、メダカ見てるの好きなんです。止まらなくなっちゃうんです。

って言ってた。
いや、大人でも見始めたなら見入っちゃう。

メダカのいなくなった今年に入っても、鉢を覗いて行く人多数。

メダカちゃん、いないのね〜
残念。

とか言ってたな〜。

御近所さんだからといって「ウチのメダカ達をよろしく」とか訪問されるわけでもなく、こういうご時世だからドライで、母が「適当に入れててくれたらいいですよ」なんていうから、ある日、ある夜、コッソリ投入されてたメダカちゃんたち。

水草とホテイアオイをオマケして付けてくれたようで、睡蓮鉢はキチキチ。

下はその睡蓮鉢です。
メダカちゃん、覗いててみると、超ウジャウジャ。




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