カイマナヒラと日帰り旅行 in 江ノ島

フラのレッスンで「カイマナヒラ」という、旅行記の様な曲をやっていることもあり、
ゴールデンウィークでもあるので、ささやかながら日帰旅行に行ってきた。
一番近場だが、まあ楽しめる江ノ島へ。

鎌倉に着いて江ノ電に乗ろうとしたらゴールデンウイークな事もあり混んでいたので歩くことにした。
まず海に向かって歩き、海沿いに歩く。
長谷駅へ。
ここまでは楽勝。

長谷寺の蓮池を眺め、


ま大仏た、鎌倉を見に行くと。


道すがら買った大判のお煎餅なんかをパクつきながらプラプラと歩き、
歩きながら、今、フラで習っている「カイマナヒラ」の3番の訳詞について常々感じている疑問について考えていた。


カイマナヒラは旅行記の様な楽しい歌だ。
内容は、まず、まだ暗いうちから家を出てカイマナヒラ(ダイヤモンド)の山を見る1番。
2番ではワイキキビーチに行ってステキなサーファーを見て惚れ惚れし、3番でカピオラニ公園に行く。4番で最終的には、やっぱりカイマナヒラがステキだったと締める。


この歌は今習っているフラ教室の前にフィットネスクラブでフラをやっていた時にも習った事があり、その時から好きな曲だ。
もちろん、今のスタジオとは流派が違うので、振付は違うが。
そして、偶然にも去年から習っているウクレレでも課題曲で取り組んだ経緯がある。
3番の歌詞の解説はフィットネスクラブで習ったフラでも、ウクレレ教室でも、

「カピオラニ公園にいって競馬場があって、競馬を見た」とあって、
「疲れ果てた」
とういう歌詞だ。

そして、問題の今習っているフラのお教室で貰った歌詞カードの訳詞では、
「カピオラニ公園をくるくる回って散歩して疲れた」
となっていた。

ちょっと待って!!
上は長谷寺の仁王さん(?)と天邪鬼。
天邪鬼君はマゾな筋トレをしているように見えるんですけど。。



歌詞に書いてある「lina poepoe」って、
競馬場のことでしょう!?

さっそくググって見たところ、カピオラニ公園は当初は競馬場があったのだが、
現在では、ないそうだ。なので、ネットなどでこの歌を紹介するような場合、
現代に即して分かりやすいようにlina poepoeを訳さずに「散歩」としてしまうことが多いのかもと、
一応の納得をしてみた。
が、旅行中、散歩している道中、フツフツとそんなんではダメなんではないのと思ってきた。

道中は江ノ電の線路上及び海岸に沿って江ノ島に向かう。

道中、こんなとこに神社が~

鉄道オタクの皆さんと一緒になって、こんな写真も撮っちゃう。

極楽寺です。中は撮影不可

フラは伝統芸能と同じなのだから、
その歌の作れられた時代の意味をそれとなく踏襲してなくてはいけないんじゃあないかしら。。。。
そんな思索が頭をよぎる。

フィットネスクラブで習った3番の振り付けは、
「lina pooepoe」のところで手でレーストラックを作り
足はウヴェエで3歩、その後4回アミをしながらその場を一周し、
最後の「ho'oluhi kino」でしゃがみ、そしてアミをしながら立ち上がり
手は下から前に差し出す
といった、ドラマティックな振り付けで、まるで、
「全てを掛けてスッテンテンになっちゃった」
みたいな豪快なノリで楽しかった。

で、最後「やっぱりカイマナヒラって素敵」といった歌詞の4番で締めますんで、
ここは、やっぱり、3番は「人生人勝負に打って出ました。悔いはありません」
みたいな意味があると思うのです。
で、カイマナヒラは日本でいうところの
「人生には3つの坂があって、それは『あんな坂』『こんな坂』『ま坂』」
みたいなノリとか思ってニマニマしたりする。
私の解釈は邪道であろうか。。。。

海沿いの道は日の照り返しが激しく風も強い。
良い天気で、帽子を忘れてしまったので結構日焼けをしてしましました。



フラを真面目にやるようになって、意識してハワイアンのイベントで他のハラウさんのフラを見せていただくようになって感じることは、振り付けによって、歌詞のままでは理解できない歌の意味が、瞬時に分かって納得することがある。やはり意識して詩の意味を研鑽したり理解しようと努めるのは大事だと思う。
第一、「カピオラニ公園をくるくる回って散歩して疲れた」なんてバッカみたいっていうの。

今習っているフラ教室インストラクターの先生は、全般的にはいい先生なのだけど、
この件に関しては手抜きしちゃっててNGだなーと思っちゃいました。
やはり、聞いてみたところ、歌詞はスタジオの方では見つからなくって、HPからひっぱってきちゃったらしいです。
こういった、訳詞をインターネットから引っ張ってくるのは、結構、危険ってことですかね~。
因みにウクレレで「Ukulele Lady」というオールド・定番ハワイアンソングを習っていた時に
英語の歌だったので日本語訳がないかググったのですが、
自動翻訳をそのまま日本語訳として平気で掲載しているHPが結構ありました。
思ったほどネットというものは信用ならぬものらしいです。

江ノ島にやっと付く。
入口付近は凄く混んでいて進めない。

ようやっと岩屋へ。

思い返してみると、初めにフラを私に教えてくれたフィットネスクラブの先生は、本当にいい先生だったのだと思うのです。
確かに、フィットネスクラブの先生はピンキリでいい加減な教え方をする先生もいるけれども、その先生はハワイの文化はもちろん、ステップ等も丁寧に指導してくれてて、大変に人気もあった。
私はいい先生に巡り合えた。
だから、フラを続けてこれたんだと改めて思った。
フィットネスクラブで習っていたというと、フラのお教室では一段低く見られる傾向が強いけど、そんなことはない。もし、フィットネスクラブの先生のハラウが後少し近かったり、また、土日に通えるクラスがあれば、間違いなく、そちらの門戸を叩いたのですよ。
舐めてもらっては困るのですよ。

どうしようかなぁ。
「この訳詩、間違ってるみたいですよ~」
とか言ってあげたほうがいいかなぁ。今の先生に。
けど、40過ぎの、他のハラウの振付けを知っているような人に
口幅ったいこと言われるのは、お嫌かしらん。
若い、本当に入門者みたいな子を相手にしてた方が楽しいそうなトコはあるよねぇ。
人間って、そういうトコあるしねぇ。
けど、経験してきたことが無駄とか不利とかは思わない。

江ノ島に行ったら海の幸をいただいてエネルギーチャージするのですわと思っていたが、
何故か、お茶屋さんに入って、バニラアイスときな粉と黒蜜が物凄くベストマッチで合う!!
っていう大発見をする。あ。でもハマグリも食して帰ってきました。
食べ物のチョイスは大成功!!

神々しい江ノ島の陽光

長谷寺高台の絶景

江ノ島旅行の記でした。


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